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アメリカのピアノ指導者の1年間の主な流れ
ACM日本支部の1月~8月のご紹介
ACM米国本部の年度は毎年7月1日に始まります。
アメリカの夏休み(5月~8月)の間、
ACM米国本部はギルド試験の審査員を国内外の様々な地域に派遣し、
約850の地域でギルド試験が開催されます。
9月になるとアメリカの学校は新年度が始まり、
同時にMTNA主催のピアノコンクールの日程が発表され、
ACM米国公認指導者たちはその準備に取り掛かります。
2月にはコンクールや音楽院の入試の時期を迎え、
学生たちは学業と並行して課題曲の準備を進めることが求められます。
コンクールの準備中、
高校生は大学進学に必要なPSATやSATなどの統一テストを受けるのが一般的で、
また学校での論文やプレゼンテーション、
放課後のスポーツ、期末テストや学年末テスト、
さらには家庭や宗教の大切なイベントにも対応しなければなりません。
ピアノ指導者は、生徒たちの忙しい日常生活を理解しつつ、レッスンを進めていきます。
そして、ほっと一息つけるのが5月中旬から5月末。
6月上旬になると多くの学校が夏休みに入り、
その頃にはギルド試験の準備が本格的に始まることが珍しくありません。
アメリカのピアノ生徒にとって、
ギルド試験は「今年一年間の成長の成果」を披露する場でもあり、
この「成果」はレポートカードや終了証として正式に記録され、
「高校時代の業績」として大学入試でも高く評価されています。
このような流れはアメリカの事例ですが、
実は日本に住むACM公認指導者の学生たちも、
同様の形でピアノ教育に取り組んでいます。
そこで、ACM日本支部では、
日本に住むACM公認指導者と過ごす一年間の様子を紹介します。
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